フランスのブラッスリーのおすすめメインディッシュ10選
Play | 2020-09-23
ブラッスリーの定番メインはボリューム満点!
カジュアルな雰囲気のブラッスリーでは、庶民的でボリュームのあるメイン料理が目立ちます。
また、パリのブラッスリーでも、お店によっては地方料理を提供している場合も。珍しいメニューを見つけたら、試しに注文してみるのも楽しいですね。
フランスのブラッスリーの人気メインディッシュ10選
ここからは、フランスのブラッスリーでよく見かける人気のメイン料理を具体的に見ていきましょう。
Le Croque-Monsieur クロックムッシュ
パンにハムとチーズ、卵を挟んで焼くクロックムッシュ。パリのオペラ座近くにあったカフェが発祥の地とされ、今では世界的に人気のカフェメニューです。
伝統的なベシャメルソースやモルネーソースの他に、ホランデーズソースを使うお店も。
オニオンスープなど、ボリュームのある前菜との相性も抜群です。
L’entrecôte-Frites ビーフステーキとフライドポテト
鉄板で焼いたビーフステーキに、フレンチフライを添えた定番メニュー。
一品でお腹いっぱいになるほどのボリュームなので、前菜やデザートも楽しみたいなら、家族や友達とシェアするのがおすすめです。
Steak Tartar タルタルステーキ
生肉をタルタル(たたき)にした、いわばフランス風のユッケ。日本ではなかなか味わえないだけに、根強いファンが多い人気メニューです。
肉の鮮度が悪いと食中毒の原因にもなるため、事前にお店の評判をチェックしてから行くようにしましょう。
Choucroute シュークルート
ドイツと国境を接するアルザスの郷土料理、シュークルート。ザウアークラウトの上にハムやソーセージ、ジャガイモをのせた、フランス料理というよりもドイツ料理のような見た目が特徴的です。
食物繊維豊富でヘルシーですが、味気ないと感じる人も多いようで、好き嫌いがはっきりと分かれるメニューです。
Cassoulet カスレ
フランス南西部、ランドック地方の伝統的な鍋料理。「カスール」と呼ばれる鍋に豆やソーセージ、野禽の肉などを入れ、長時間煮込みます。
最後にパン粉をまぶしてオーブンで焼き上げ、カリッとした食感をプラス。寒い時期にじっくりと味わいたい一皿です。
Galettes ガレット
ブルターニュ地方の郷土料理であるガレット。小麦粉の代わりにそば粉を使い、ヘルシー志向の人にも人気です。
クレープとの違いは、ハムやチーズ、卵、野菜などをのせること。デザートではなく、れっきとしたメインディッシュとして愛されています。
Quiche Lorraine キッシュロレーヌ
ロレーヌ地方が発祥のキッシュ。伝統的なレシピではベーコンとグリュイエールチーズを入れますが、サーモンやハム、緑黄色野菜を具にするアレンジも人気です。
見た目以上に食べ応えがあり、ランチにもおすすめ。
Tartiflette タルティフレット
牧畜が盛んなサヴォワ地方の郷土料理。コクのある生クリームとチーズをふんだんに使い、食べ応えがあります。
じゃがいもと玉ねぎ、ベーコンを並べ、上から生クリームとチーズをかけて、オーブンで焼き上げます。チーズそのものの味わいを活かした、ワインにもぴったりの一品です。
Bouillabaisse ブイヤベース
南仏の海岸沿いで発祥した鍋料理。フランス料理には珍しく、たっぷりの魚介類が味わえることから、日本人にも大人気です。
魚の旨みが染み出したトマトベースのスープや、出汁の染みた野菜も絶品。重たすぎないので、こってり系の前菜との相性抜群です。
Bœuf Bourguignon ブーフブルギニョン
フランス料理の中でも定番中の定番といえる、牛肉の赤ワイン煮込み。牛肉の旨みと赤ワインの酸味が混ざり合う、豊かな味わいです。
ブルゴーニュという単語がついているものの、必ずしもブルゴーニュ地方だけで食べられているわけではなく、フランス全土で提供される、ポピュラーなメインディッシュ。
残ったソースをバゲットにつけて食べれば、さらにお酒が進みますよ。
フランスは「居酒屋メシ」のクオリティも高い!
フランス人が居酒屋感覚で通うブラッスリーですが、料理のクオリティやボリュームはあなどれません。
店名などをヒントに、地方の郷土料理を出しているブラッスリーを選ぶのも乙なもの。
時間があれば、ぜひいろいろなブラッスリーを試してみてくださいね。