フランスのブラッスリーで食べたい!おすすめの前菜4選

フランスの居酒屋的存在であるブラッスリー。ビールやワインを片手に、庶民的な料理を食べることができる、憩いの場です。 今回は、そんなブラッスリーでオーダーしたい、おすすめの前菜をご紹介します。

フランスの旬を味わう!季節ごとのおすすめ前菜

食にこだわるフランス人は、日本人と同様、旬を楽しむ感覚を持っています。
前菜を選ぶ際も、四季を意識してメニューを見るのがポイントです。

Soupe à l'oignon

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英語では「オニオンスープ」として知られるスープ・ア・ロワニョン。玉ねぎの甘味がしみ出したスープはコクがあり、きれいな黄金色で視覚的にも楽しめる一品です。

おおむね一年中食べることができますが、新玉ねぎが流通する春が旬の時期。

重ための前菜なので、メインとのバランスを考えて注文してくださいね。

Huître

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フランス人が大好きな夏の味覚といえば、牡蠣。新鮮な生牡蠣と白ワインを合わせれば、前菜だけで満足できてしまうほどの代表的メニューです。

ただし、鮮度や衛生状態が悪いと食中毒の恐れもあるので、事前にお店の評判をチェックしてから行くようにしましょう。

Escargots au beurre persillé 

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フランス料理の代名詞のひとつエスカルゴも、人気の前菜です。フランスのブラッスリーでは、バターとパセリを加えて炒めた「エスカルゴ・オ・ブール・ペルシーユ」がメジャー。

エスカルゴは冬眠に入る前に栄養を蓄えるため、秋がいちばんの食べごろとされています。

Foie Gras

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高級食材として有名なフォワグラも、ブラッスリーで食べることができます。脂の乗りきる冬が旬で、グリルしたフォワグラにバルサミコソースを添えた一皿は、ボリューム満点。

少食の人や胃が強くない人は、メインに魚介類を選ぶなど、オーダー時の工夫をお忘れなく。

ブラッスリーで気軽にフランスの味を満喫しよう

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日本では高価な食材も、手頃な価格で提供されるブラッスリー。本格的なレストランよりも気負わず足を運べる場所ですので、ぜひ旅行中や滞在中に訪れてみてくださいね。

(文・Emma Suzuki
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